楽しいサーフィンには無くてはならないWAX。
しかし、その成分の殆どを石油が占めているという事実があります。
現在、世界中でのWAXの消費量は年間1千万個以上に上ると言われており、
それが石油から出来ているとなると単純計算すると毎年千トンの石油が環境に排出されていることになります。
小さなことかもしれないけれど、
そのWAXを少しでも環境負荷の少ないものに出来ないか?
そのような想いで、我々は、石油成分の使用を出来るだけ抑え、植物油などに置き換えることによって環境を意識したWAX造りに取り組んでまいりました。
その結果、コスト、成分、使用感などの目標の第一段階をクリアさせたと判断し、
SativaWaxを2003年に世の中に送り出したのです。
しかし、近年その成分配合を変更せざるを得ない状況の変化に直面いたしました。
原材料費の急激な値上げであります。どのような対策をとるかが急務でありましたが、
高 価な植物油を最も安価な石油に置き換えるという選択肢はもともと我々にはありませんので、食用としても使用され安全が確認されている食品添加物を成分に加えるなどの工夫を試みました。そのようにして、価格の維持と石油成分の抑制を保ってまいりましたが、その結果として、SativaWax発足当時のアナウンスと微妙なズレが生じてきました。我々は、そのズレを修正し、心機一転して、未来へと向かうためにも、又、食品偽装や環境偽装が問題になっている中においても、下記のとおり、一旦、企業姿勢の確認と調整を行い新たに再出発すべきであると考えました。
我々SativaWaxは、現状の製造、表示、広告においてあらためて見直さなければならない時期に来ていると判断し、一時、製造販売を中断し、再度、成分表記、配合比率、製造工程、Webサイト、全てに渡り点検、及び、改善確認を実施し、あらたに今春よりSativaWAXの製造販売を再開させて頂きたいと考えております。
当初から、SativaWaxでは、その環境性能をアピールするためにパッケージに成分を表示していました。しかし、刻々と変化する社会状況に対応するためには、環境を意識した製品を作るというコンセプトは維持したまま、成分配合をその都度、臨機応変に工夫する必要性があるという事実が生じたことから、パッケージにおける成分表示を見直す必要があると判断しました。何故なら、成分に変更があるたび、偽装表示とされるのを避けるために、新パッケージに変更するためのコストや旧パッケージの廃棄などを考えると、全くの資源のムダ使いとなりエコロジカルな発想とは相反すると考えるからであります。
市場に出回っている他WAXにおいては、成分表記の無いものも多いのが現状ですが、SativaWaxでは、リアルタイムな成分表記が可能なシステムについても研究中です。
現行のSativaWaxは、上記で述べさせていただきました理由によって、植物油をコストの許す限り含有するものの、植物主成分とまでは言えないというのが現状であります。しかし、石油含有率の低いWAXを造るという当初の目標に変更はありません。
また、地元南九州地区に群生する植物についてもその油脂を使用できないかと調査、研究を続けており、使用感、環境性能ともに進化することを求めて歩んでゆく所存であります。
SativaWaxは、宮崎の海の傍でサーファー達の情熱により運営されている小さな家内工業です。さしたる宣伝活動やプロモーションも行うことは出来ませんが、同じく海を愛する全国のサーファーの皆さんの共感によって支えられていることを実感し感謝の気持ちが絶えません。我々は、工場内での節電、節水を心がけるとともに、出来るだけゴミを出さない工夫や地域のクリーンアップなどに励み、自分達の出来る所から環境保全に取り組みながら、正直に、自然を愛する心と情熱を持って、大好きなWAXを造り続けたいと思います。
以上、諸般の事情をご理解賜り、何卒ご承諾賜りますよう
宜しくお願い致します。
SativaWax代表 小川裕章
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